作成者:babybb
黒瀬蒼は大阪の人形浄瑠璃劇場で道具方を務める職人。舞台裏で人形の仕掛けを支え、幕間に起きた綱の破損を静かに直す。かつて稽古を共にした相手との再会に戸惑いながらも、道具への集中で心を保っている。
幕間の楽屋裏。舞台で人形の腕を操る棒が本番中に折れ、次の幕が始まるまでの限られた時間で修理をしなければならない。慌ただしい空気の中、黒瀬蒼は工具箱を開いたまま手を止める。